作家・立花岳志さん、牧野内大史さんのトークイベントに行って来ました。
今日のテーマは「頭からハートへの道のり」。
自分に還る旅の話です。
キーワードは
【自分との対話をクセ付ける】
しているつもりだったけど、改めて問いの大切さに気づけたイベントでした。
牧野内さんの意味深な言葉をわかりやすく説明してくれる立花さん。
自分自身が、感情を殺しサイボーグのように働き、義務と責任と憂さ晴らしを繰り返していた日々、実績を残しながらも感じてきた虚しさや空虚感。
そんな中、一度に起きた様々な出来事によって、心の大切さに気づき、痛みを味わいながら今に至った実体験。
だからこそとても説得力がある。
そこで得てきたもの
人は何かを学び、理解したからといってすぐに変われる訳じゃない。
資格を取ったからといった、その人自身に実力が備わっている訳じゃない。
そもそも頭で学んでいた事は、心とつながっていない事が多い。
ポジティブな言葉で気合いを入れたところで、急激に上げたテンションは急激に下がる。(人にあげてもらったテンションは人によっていとも簡単に下がる)
周りの人の行動や、考え方に惑わされている限り、自分の心が何を望んでいるかを知るのは難しい。
基準とするのは、周りの評価でなく、自分自身。
周りの評価と自分の価値は関係ないと言う事を自覚し、
「自分らしさ」は常に分離して考えると言う事の大切さ。
どこから始める?
頭(思考)から一番近くて、一番遠い存在の心。
この心の声はどうしたら聞こえて来るのか。
それは、
人との関わりの中で、心が動いたポイントを探り、
自分がなにを感じたのか頭でなく心に問い続ける事が大切。
問いは、起きた出来事や感情を「自分事」として考える為のクセ付けであって、
答えを求めるものではない。
答えは期待すると返って来ない。
いつかわかることかもしれないしわからないかもしれない。
それでも、やっぱり問う。
質問をするのではなく「心に向けて問いを立て感情をちゃんと味う」。
そうして行く事で、
「あー、私は本当はこんな事言いたい訳じゃないんだ、
こんな事がしたい訳じゃないんだ」と言うように1つ1つ気づいていく。
そして、その気づきに従って見ることで、自分が本当に望んでいたものが見えて来る。
私自身も3年前に比べたら、随分心に素直になれたけど、
あるね。他人基準がまだ沢山。
当たり前だよね。
そうするのが一番いいと教わってきた。
それによって、押し殺してきた感情も、
「私は平気」と言って、ずっと見ないようにしてきた。
本当は怒っていたし、悲しかった。
そんな事につい最近気付き始めている。
だけど、その感情だってまだ上の部分。
感情にはいくつもの層があると言われている。
怒りの奥には悲しみが
悲しみの奥には寂しさが
寂しさの奥には無力感、
そして、
そのまた奥には罪悪感と言うように。
その思いが人生の幅を狭くしている。
だから、これからも1つ1つ問いを立てながら、
自分基準で、楽しみながら人生の幅を広げていこうと思う。
タチさん、マッキーさん、そして、この会を企画してくださった田中ゆうこさん、ありがとうございました。
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