ご飯作らなくなったら、
最近、娘から「ありがとう」ってよく言われている。
なんなの、この逆転現象は。
一生懸命3食作っていた頃は
たまに手を抜くと、
娘に溜息つかれた。
今は手抜きして、
気が向いた時だけ作って、
娘から「ありがと〜」と感謝される。
不思議だね。
あんなに頑張っていた時は、
ありがとうなんて言われた事なかったのに。
で、 気づいたの。
何が一番変わったのかと言うと、
私の気持。
せかせかしなくなった。
逆転現象のきっかけ
ある日、
朝と昼食を用意して出かけたのに、
夜帰ると、料理に手もつけてない。
「食べないなら先に言ってよ」と溜息つくと、
すかさず、娘が言った。
「自分が作ると決めてやってることでしょ。
嫌ならやめればいい!私は作って欲しいなんて頼んでない!」
「えっ?!!!!!」娘からまさかの反撃。
「ふーん、なるほど、
そうだね。おっしゃる通り」
「なんと嬉しい申し出。
じゃあ、食べたい時前もって言ってね」と、
次の日から、
朝はなーんにも作らずに、
「言って来まーす♪」と出勤。
帰って来ても、「今日は疲れちゃったからお弁当ね♪」と言って
二人でのんびりおしゃべりしながら食べる。
母親だから、
ちゃんとご飯作らなきゃって思ってたけど、
適当にしていた方が
娘は機嫌がいい。
つまりは、疲れた(義務的な)顔して作る手作りご飯より、
ご機嫌な顔で一緒に食べる
お惣菜ご飯の方が美味しいみたい。
大切なのは、
私がのんびり笑顔でいる事なのね。
お互い気が楽になって、一石二鳥。
母親=ご飯作る。こんな構図が
いつも頭の中にあって、特に休みの日は、
3食何作ろうって、
もう義務感ばかりで、全然楽しめなかった。
そして、たまにちゃちゃと料理出来ちゃう
料理好きの人を見ると劣等感持ったりして、
ほんと私って何をやっているんでしょう(^^;;
二人にとって心地良い形
「今日は母さんの肉うどん食べたい!」
時々入る娘からのラインメッセージ。
そんなリクエストがあった日は張り切って作って、
「真面目に作った!」と偉そ〜に出す。
娘から「ありがと〜」と笑顔で言われ、
美味しそうに食べてくれる。
もちろんそこに義務感なんて感じない。
力を抜いて、作りたいときに作る。
こうしているうちに、
私も案外料理好きになれるかもね(o^^o)