私の趣味は
一覧表を作ること。
一度気になるとまとめずにはいられない。
なんのためにやってるの?と
娘に聞かれても、
気になったからとしか言いようがない。
今回の一覧は国旗。
色やマーク、そこに込められている想いを
知りたくなった。
それぞれの想い
国旗に使われている色は
赤、橙、緑、白、黒、青、黄色の概ね7色。
それ以外は、マーク、線、円(丸)、星、月、その他で
計13に分類できる。
色に込めている想いといえば、
わかりやすいのはフランスのトリコロール、
青は自由、白は平等、赤は友愛を表している。
このトリコロール(フランス語で三色の意味)、
他の国でも同じデザインや色を使っていても、
国によって、全く違う意味として使っていて、
その感覚の違いがまた私の探究心をくすぐる。
そこで、今日の本題。
国旗の中で最も意味を持っているのは
どの色でしょう。
これは想像付きますよね。
答えは赤。
今回調べた195カ国中、123カ国が赤に意味を持たせていて、
これは、全体の約63%にもなる。
ついで、
白 82カ国 約42 %
青 80カ国 約41 %
緑 77カ国 約39 %
黄 63カ国 約32 %
黒 32カ国 約16 %
橙 6カ国 約0.3 %←これは赤に入れてもいいかも。
この数字は、あくまで色に
意味を持たせている国の数だから、
配色として色を使用している国はもっと多い。
それぞれの色に込められた想い
じゃあ、それぞれの色に
どんな想いが込められているのかというと、
上位5色のトップ3は、
【赤】123カ国中
64カ国・・・独立革命、紛争で流された血
15カ国・・・国、国民
14カ国・・・勇気
【白】 82カ国中
41カ国・・・平和
18カ国・・・純潔、清潔
5カ国・・・雪
【青】 80カ国中
45カ国・・・水(海、川、湖、雨)
28カ国・・・空
6カ国・・・平和
【緑】 77カ国中
40カ国・・・国土、自然、森林
29カ国・・・農業
8カ国・・・イスラム教
【黄】 63カ国中
22カ国・・・鉱物、資源
19カ国・・・太陽
10カ国・・・富
色には複数の意味合いを持たせている国が
あるので、それもそれぞれカウントして、
言葉は違っても同じ意味合いのものはまとめている。
赤は、個人的には情熱かなと思っていたけど、
多くの紛争によって、流されてきた血をイメージしている
国が多かった。
この結果に「なんか衝撃的な結果だったな」と娘に言ったら
「当たり前だよ。
領土を奪い合って今の国ができているんだから」と、
妙に冷静な娘。
国旗の歴史
ウキペディアによると、
国旗の歴史は、戦場での所属を表すために使用していた軍旗が起源と言われていて、
正式に国旗として採用し始めたのは17世紀初期頃かららしい。
アメリカ合衆国は州が増えるたび改定されているけど、
発案は1777年の独立時。軍艦旗として採用されたもの
フランスは1794年 2月15日。発案は1789年フランス革命時。
イギリスは1801年1月1日 。元は17世紀中に軍艦旗としてデザインされたもの。
スウェーデンは1906年6月22日。伝説では起源は13世紀にまで遡る。
スイスは1889年。スイス国旗も中世の軍旗に起源を持つ。
日本は1870年(明治3年)2月27日、制定の商船規則によって採用。
日の丸は1854年8月2日から。
国旗は正式に採用されるずっと前から
使われていたんですよね。
想い、番外編
色に込めた想い。少数派だけど、
この感覚にも興味がある。
【赤】カリブ海、剣、若者の熱意、円満な真心
【白】二つの部族の団結、ヒンズー教とイスラムの和解と調和、光明、知識人、
【青】陰、友情、理想、両者の協調
【緑】希望、独立、砂漠緑化の願い、繁栄、未来への希望
【黄】サハラ砂漠、新しい時代、繁栄、寛容
ちょっと面白いでしょ?
自己満足の世界だけど
一覧を作り、それを眺めているのは、
本当に自己満足の世界だけど、
人が国旗に込めた思いから
少しだけ歴史を垣間見た気がする。
今までは、
自分だけで楽しんでいた一覧だけど、
ブログにアップしてみた。
色以外の
マーク、線、円(丸)、星、月、その他、
は、また、機会があったら書こうと思う。
尚、集計は目視です。
正確なものではないので参考程度に(^-^)