身内であれ、他人であれ、
「えっ??」って耳を疑いたくなるような事言われることってない?
あなたって〇〇だよね。
決めつけられて、
キズついて、頭にきて、否定したくなって、
そんな事を言う相手を許せない気持ちになる。
そして、その怒りは、思い出すたびに再燃して、その人と「2度と話すもんか」と思ったり、職場だったら、それから無表情な対応したり、
できる限り、関わりたくないと思ってしまう。
でも、そんな時ね、
こう言ってみると案外平気だったりする。
「あ〜、確かにそうゆう部分もあるかもね」と。
この言葉は、相手の言ったことは否定していないから関係は崩れないし、自分も守れる言葉だと思う。
人間どんな形であれ、
100パーセント違うという事柄はない。
だから、1%でも認めてしまえば、流れていく。
この「部分」、
つまり一部である事がポイントとなる。
全否定することにエネルギーを注がず、
「そうゆうところあるかも!
人間誰しも持ってるもんね」と思えたら、
それは、同時に見ようとしてこなかった自分の一部に気づき、許すことにもつながる。
「許す」って言葉が、ピンと来ない人もいるかもしれない。
これは、例えていうのなら、肩の力が抜けて、心が緩み、人生の幅が広がるイメージ。
幅が広がると、その分、人も許せるようになるから不思議。
傷つく言葉を言ってくる人は、
自分に気づきを与えてくれる人。
と、
ここまで書いておきながら、
そうゆう私自身も、まだまだ結構色んな言葉に反応して、その時は、自分でも呆れるくらいギャーギャー騒ぐ(^◇^;)
許すって、そんなに簡単にいかないものもあるよね。
忘れられない言葉や態度ほど、
それは、自分の中にある深い深い傷に触れていて、
それがいつ出来たものなのか、その傷が、どんな風に、どれほど自分に影響しているのか、本人はほとんど気づいていない。
でも、その傷は、身体のどこかにちゃんと残っていて、早く気付いてくれと言わんばかりに、他人を通し、あの手この手で触れてくる。
何度も頭の中に出てくる
許せない人。
許せない言葉。
もうその言葉に飽き飽きしているなら、「許す」という体験してみませんか?
こんな事でいつも反応してたんだと、身体の力が抜けて、笑っちゃうかも。