88歳のICTエバンジェリスト、若宮正子さんの出版記念セミナー&茶話会

88歳のICTエバンジェリスト、まーちゃんこと若宮正子さんの著書「昨日までと違う自分になる」(角川書店)の出版記念セミナー&茶話会に行ってきた。

セミナー冒頭で、「みなさん、chatGTP使ってますか?」という問い、なんと、会場内で手を挙げたのは1人だけ。

「こういうものはどんどん利用していきましょ」今の時代、覚えることが多すぎる。

年齢のせいで記憶力が落ちたと言う人もいるけれど、そうじゃない。
情報が多すぎるのです。
料理で言えば、昔は調味料は数えられるくらいだけだったのに、今は、酢一つとっても沢山あるでしょ、だから、そういったデータ記憶部分は人工知能(AI)に任せて、必要な時に取り出せばいい。

私たち人間は新しい発見、ビジョンや創造に時間を使うの。いろんな事を体験していく事に時間を使っていく事が大切なのと。

ところで、まーちゃんが本日着ている服は、自らエクセルで作成したデジタルアートを布プリントして、シャツに仕立ててもらったもの。

自らプログラムした電飾付バックも見せてくれた。

自分で着たいものは自分でデザインする。世界でたった一つの服を着る。

とにかく、とても軽やか。自分の人生での体験を楽しんでいるのが伝わってくる。

また、ある人が「しゅうかつとか考えた事ありますか?」と尋ねた時、JOBの方?ああ、終活ね。終活なんて考えた事ないわ。死ぬ時は死ぬもの。食事もそう。健康のために食べたいものを我慢するなんてそんなことに時間使いたくないって笑ってた。

まーちゃんの話が、もう魅力的すぎて心鷲掴みされた。枠にとらわれず、自分の頭で考え、自分のやりたいことをしてきたら、今や年間110回の講演依頼、今年は150回くらいになるという。

しかも、仕事はワンオペで回しているというから驚き。

そして、最後に、「私がいうのも変だけど、この本ほんと面白いの。だからみなさんにもぜひ勧めてみてね」って。もうほんとにおすすめしたい!!

この魅力、伝わるといいな。少しでも興味が湧いた方は、ぜひ本を手にとってみてね。

最後に、若宮正子さんのセミナーを教えてくれた金本 麻理子まりちゃん、素敵な出会いをありがとうございました。