デザインの学校に言っていた時の話
私は18歳から上京して2年間、デザインの専門学校に通っていた。
私の行っていた学校は、1年目は基礎として、どの専攻を取っていても同じような勉強をする。
毎日課題が出され、宿題をこなす日々。
私は6人部屋の寮で、よく朝まで課題に取り組んでいたし、それを当たり前だと思っていた。
1年なんて、あっと言う間、2年生からはやっと自分のやりたい勉強ができる、
そう思って行った、2年生の初日。
そこで聞いた先生の言葉が衝撃的だった(⌒-⌒; )
単刀直入すぎる教え
なんの授業だったかは忘れたけど、
先生は、教室に入ってくるなり、壇上に立ち、教室にいた私達全員を見渡し、
「おめでとうございます!
あなた達は、この授業に出席している時点で凡人であるという事です。
才能のある人は、1年生の勉強の間に、授業の馬鹿らしさに気付き、とっとと現場にでて、実際に役立つものを学んでいます」
と。
ポカーンとする生徒を前に
「それでは授業を始めます」と言って何事もなかったように授業を始めた。
私は、ポカーンとした後、何だか可笑しくなって笑ってしまった。
この単刀直入な言葉に、私自身、何だかすごく納得してしっまって。
専門学校にも色々あるし、本当に実践に役立つ内容を教えているところもあると思う。
だけど、私の学校で学んだ基礎は、高校時代の美術の延長線上のようなもの。
確かに、いらないと言えばいらない。
私は1年生は基礎をやるものと勝手に思い込んでいた。
先生が言う才能のある人というのは、
こんな事に1年を費やすのは勿体無いと、早々に方向転換できる人なんだと思う。
もちろん、私達と一緒に2年間学んだ人の中にも、現在活躍している人達は沢山いる。
一概には言えないけど、「違うと感じた時点で、あっさり方向転換できる」これが凡人とそうでない人の大きな違いなのです。
うーーーーーん、凡人抜け出したい(⌒-⌒; )