娘が飛び立って、早2週間。
すでに様々なラインが届く。
1、「学校の規則が厳しくていやだ〜」
2、「単語わからーん」
3、「同室の人がおかしな行動して勉強に集中できん」
4、「下痢した〜動けん」
5、「授業辛い」
6、「基本ぼっちでつまらん」
7、「今日具合が悪くて休んだ」
次から次へと心配の種を投げかけてくる娘。
最初は焦って、返答していたけど、
気づいた!
せっかく、留学して
母娘の距離を持ったのに、
ラインと言うSNSでやっぱり、お互いを縛っている。
私は娘が留学している間に、やろうとしていたことがあるのに、
遠く離れた娘を心配して、結局気持ちが集中できない。
とにかく、私にとって娘という存在は、
説明できないほど、大切で、重要な存在であることは間違いない。
でも、全ての事から守ることなんてできない。
娘が辛い思いにしているんじゃないか、
傷ついているんじゃないかと、
そんなことを心配したところで、何も解決にはならない。
それに、娘の事が心配で、自分の事が手につかないなんて、
おかしな話。
もちろん、心配だし、いつも気にはしている。
だけど、私はもうただ見守る事に決めた。
授業が辛かったら、
スタッフにどう辛いのか、どうしたいのかを伝えてみて。
自分の気持ちを伝える練習をしてみて。
授業が辛いのも、単語がわからないのも、
そりゃそうだ。
勉強してた人だって、毎日8時間英語漬けは辛いと思うよ!
もともとね、1ヶ月くらいで喋れるようなになんてならない。
そんなことはわかっている。
今回は英語を習得する事が目的じゃない。
知らない場所で、国籍の違う初めての人達と出会い、
日本とは違う価値観や常識に触れる。
その中で、自分がどうしたいか、どうすれば伝わるのか試してみて。
最初は身振り手振りでもいいから。
怖いかもしれない。
上手く伝わらないかもしれない。
傷つく事もあるかもしれない。
でもね、
やっぱりやってみなくちゃわからないんだよ。
私は、娘の力を信じるからね。
こんな事を娘に言いながら、
このセリフ、私自身にも言いたい。
上手くできないかもしれない。
失敗するかもしれない。
恥をかくかもしれない。
そんな風に考えて、やってみたい事を放置しているものが
沢山ある。
娘に言いながら、本当は自分に言ってる。
私も、やってみよう。
恥をかくかもしれないけど、始めてみよう。
今まで出来なかったこと、しなかった事に
お互いにチャレンジしてみよう。
失敗しながら成長していこう!